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第5回 6期生 高橋慶一

活躍する同窓生  第5回 「 高橋 慶一 」

蔵王会の皆様、こんにちは。

 6期生、1984年卒業の高橋慶一です。
現在、東京都立駒込病院外科で毎日、大腸外科の診療に明け暮れております。

私は大学卒業後、右も左もわからぬまま、東京都立駒込病院外科の研修医として、外科医の第1歩を踏み出しました。それから23年間、東京都立駒込病院外科で大腸外科医として勤務し、現在外科部長として、東京都立駒込病院外科を統括しております。

東京都立駒込病院は都立病院ですが、他の都立病院とは異なり、総合基盤のあるがん感染症センターで、大腸外科48床の90%が大腸癌の患者様で、消化器内科、化学療法科、放射線科と連携を密にし、大腸癌の診断、外科治療、化学療法、再発治療、終末期医療、在宅医療を行っております。

  私が、東京都立駒込病院外科で23年もの長期にわたり、大腸外科を続けてきたのには、2人の偉大な恩師との出会いがあります。そのひとりは森 武生先生(現東京都立駒込病院院長)で、もうひとりは高橋 孝先生(元癌研究会付属病院外科部長)です。二人の先生は日本の大腸外科をリードしてきた偉大な先生で、その二人の先生の指導の下に修練を続けることができたことが最大の要因です。直腸癌に対する自律神経温存側方郭清術は日本における下部進行直腸癌に対する標準手術であるが、その原型はこの両先生の功績に負うところが多いと思われます。そして2006年の初発大腸癌手術例は369例で、2年連続で国立がんセンター中央病院に続いて全国2位を占め、大腸癌治療の中心的な病院となっております。

このような実績により、2005年から大腸癌治療ガイドラインの作成委員および大腸癌取扱い規約第7版(2006年出版)の編集委員に抜擢していただけました。大腸癌取扱い規約第7版における肝転移分類およびリンパ節分類は駒込病院の分類が土台となっており、歴史に名を残せるような仕事を行うことができたことは、大変誇りに思っております。

これから医療環境が大きく変わり、外科医の確保に苦労している施設が多いようですが、当院は幸い、多数の外科医を志望する医師が多く集まり、われわれとしても明日を担う情熱のある若き外科医を育てる使命を持っております。とかくエビデンスに振り回された医療が標準医療として幅を利かせておりますが、専門分化が進む中、患者のたらい回しが否めないのも事実です。がんセンター的な病院で、大腸癌の診断から終末期までをひとつのチーム内で一貫してケアできる高度な医療を提供できる病院は全国にないと思われます。私のこれからの目標は、駒込病院の中に大腸癌センターを構築し、診断から終末期まで内科、外科、化学療法科、放射線科が同一チーム内で、診療に携わり、さらに地域の診療所とも情報交換ができるようにお互いに連携し、地域一体型の専門性の高い医療を提供できるようにしたいと考えております。

連絡先:〒338-0012
東京都文京区本駒込3-18-22
東京都立駒込病院外科
高橋慶一
TEL:03-3823-2101
FAX:03-3824-1552
Email:keiichi@cick.jp
ホームページ:http://www.cick.jp



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